父との会話

  • 2018.03.04 Sunday
  • 23:03

JUGEMテーマ:日記・一般

 

最近の父との会話が面白いので、覚えておきたいので書いておきます。

父は2014年から認知症対応型介護施設のグループホームで生活しています。

ボケは進行しているような?していないような…。でも体力はすっかり衰えて一日リビングの椅子でうとうとしています。

 

先日、私が行ったとき、

「お父さん、一日いすに座ってぼんやりしているじゃない?どんなこと考えているの」

と聞いたら、

「なんにも。おれなんてもう夜明けのガス灯だから」

「それどういう意味?」

「ぼやっとしてているんだかいないんだか…」と父。

「でも、それって夜になると点くんでしょ?だったら見えない時もそこにあるってことじゃない。月も同じよ。」と私。

「それなら、おれは存在しているってことだな。」

「そうよ。たしかに居るもの。」

「そうか(笑)」

 

なかなかボケてる人との会話とは思えない。思い返しても楽しい会話でした。

 

そして、今日は…。

冬の寒いときでも靴下を脱いでしまい裸足でいることが多いので、足がむくんで冷たくなっています。

なので会いに行くと足をもんであげているのですが…。

「冷たい足だね〜。最近、この足使ってあげてる?トイレに行くときぐらいしかつかってなくない?

足がたまにしか使ってくれないから、びっくりしてぎくしゃくするんだよ。もっと使ってくれ〜って言ってるよ」と私。

 

「え、足とそんな会話してないからそう思ってるとは知らなかった」

と言いながら足を引っ込めようとします。

「なんで?まだいいよ」と私。

「もうしわけないから…」と父。

そして、

「おれ、足もんで上げなきゃとか思うぐらいかわいそうに見えるのかな?」といいます。

「別に。むすめが父親に優しくしておこうと自己満足でやってるのかもしれないんだからやらせておけばいいんじゃない?」

「あ、そうなのか。すまん。」

 

昔はそれほど好きじゃなかった父ですが、最近の言動はかわいい。

すぐ直前の記憶がすぐになくなること以外は普通の会話ができて楽しいです。

でも父は覚えてないんですよね。

自分を大切に

  • 2018.02.22 Thursday
  • 22:55

JUGEMテーマ:日記・一般

今年一回も更新してなかった。びっくり。

長いこと自分探しの旅に出てた気分です(笑)

 

人生の折り返し地点を過ぎて、

自分が何もしてこなかったな…と思い至って。

残りの時間の方がどう考えても短い。

それなら、これからの人生を楽しく健康に過ごさなきゃ…。

自分を大切にしなきゃと急にスイッチがはいったのです。

昨年の8月でした。

 

まずはダイエット。

更年期が結構つらかったので、ここ何年もキツイ苦しいことは何もしてこなかった。

五十肩もひどくて1年ぐらい手も上げられず服の脱ぎ着にも苦労していた。

一度座ると立ち上がったり、体勢を変えたりするのに手をつかないとダメ、その手をつくのすら痛い。

 

病院では五十肩が痛くても動かしてくださいと言われいたが

絶対無理というぐらい痛かった。

 

でも、もしかしてダンベルを持って手を振り、

その場で足踏みしながらテレビを見るだけでもいいかしら?

と思ってまずは3分。5分、7分、10分と毎日延ばしていきながらやってみた。

最初は少し痛かったけど、一週間もするとそんなに苦に思わなくなってきた。

 

それから、昔やっていた「ダンベル体操」のビデオをYoutubeでみつけたので、

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手を上にあげる運動は痛くてなかなか伸ばせないが他の運動はなんとかできた。

しかし、昔(10年ぐらい前)やったときよりホントにきつい。

1クール終えると死にそう。

 

ダンベル体操は3ヶ月やらないと身体に変化がありません〜と書いてあったので、

3か月はやる決心で毎日続けた。

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ワンランク上のダンベル体操と合わせて20分ぐらい。毎日。

2か月経つと気がついたら五十肩が治っていた。

 

会社の通勤も車だったのを徒歩に変えた。

そもそも近いのに楽しすぎていた??30分徒歩。

お昼も食事のあと会社の周りを15分かけて散歩。

同僚とおしゃべりしがら。

帰りも30分。買い物によると一日12000歩ぐらい。

 

食事もひとりだからの怠惰を言い訳にコンビニ弁当のこともあったが、

きちんと野菜とお肉バランスよい食事を作ると心がけた。

お米は大好きだから大麦を混ぜて軽く一杯。

 

水分をとるといいとダイエットサイトで情報を仕入れ

ミネラルウォーターを飲むよう心掛けた。

 

そして、ダンベルだけだと下半身が鍛えられないな?と思ったので、

Youtube先生でスクワット100回のビデオを見つけやってみた。

今まで動かしたことのない筋肉だったため、3日間は筋肉痛で苦しんだ。

でも、痛い最中もやめずに続けて頑張った。

一度痛い思いをすると痛くなくなることを学んだ。

 

ダンベル体操2セット

スクワット100回

10分ぐらいの有酸素運動のビデオ

 

3か月繰り返していたら3塒遒舛拭

このぐらいからエレベーターを使うのを極力やめた。

自宅も職場の5階なので昇降は階段で。

 

最初はハーハー、何度も休みながらじゃないと登れなかった。

今は多少駆け上がっても息が上がらなくなった。

 

今現在、半年経って1か月1團據璽垢6塒遒舛拭

体重Maxあったときから考えると8圈

身体も軽くなって疲れなくなったことにびっくり。

何でもやる気が出てきて気力がわいてきた。

 

そうやって自分の身体に向き合って体重の変化や身体の筋肉のつき方、

を気にするようになったら鏡をよく見るようになったことに気づく。

ずっと自分を見るのを避けていたかも。

体重も毎日起きてトイレに行った後欠かさず計っている。

ちょっとした変化に自分をほめる。

 

そうすると精神的にも変化してきた。

落ち込まない、ポジティブを心がける。

なるべく周りを笑わせるようにしたいと思うようになった。

そうすると結局自分の幸福につながると気がついたので。

同じ人生なら幸せな気分でいたい。

そして、誰かを思いきり愛したいなぁ〜

欲張りでしょうか(笑)

それがこれからの目標なのです。

 

自分を大切に、この肉体を長く使うために心地よく

それが自分の幸福につながっていた?

 

まだ人生はつづく。

 

 

映画 アデライン、100年目の恋

  • 2017.12.18 Monday
  • 14:24

JUGEMテーマ:映画

 

 

「アデライン、100年目の恋」見ました。ファンタジーです。

ブレイク・ライヴリーってきれいですね。知りませんでした。こんなきれいな女優さん。正統派美女って感じ。

彼女をずっと見たくて、集中力がなんとか持続しました。(最近、映画の2時間が長い〜)

 

「ポーの一族」で育った世代の私には、年を取らないというとヴァンパネラなのですが、

アデラインは29歳から歳を取らなくなっちゃったんですよね。事故で3つの奇跡(無呼吸、落雷、遺伝子の圧縮?)が起こって。

美貌だし…きれいなまま年を取らなきゃさぞ幸せだろう?と思いがちですが、

ひとりだけ永遠の29歳ってありえないことなんですよね。

一番わかりやすくつらいのは、娘は普通に歳をとっていること。アデライン106歳。見た目29歳。いまや逆転してます。

結婚して9年目に夫が事故で亡くなり、娘が5歳の時に事故に遭ってそれ以来、40代になっても若いまま〜周囲にも警察にも不思議がられ、ついにはFBIに目をつけられてしまいました。説明のできない現状に、アデラインは高校生になった娘と離れ、10年ごとにあちこちを転々と生活することにしました。

 

今でも時々会う、このおばあさんである娘(エレン・バースティン)とアデラインの関係がいいです。

 

好きな人が出来ても一緒に歳をとることができないアデラインは今までもつらい別れを経験してきました。

また10年の節目で引っ越しを考えている矢先。パーティで一人の男性を出会います。

純粋なアプローチに心は揺れますが諦める決心を固めています。

 

そんな時、娘に「嘘に疲れたの」というと、

娘は

「長いこと、独りで」

「愛する人が欲しくない?」

「もう疑っていた人たちはみんな死んでるわ」

と幸せになる提案をするんですよね。

どっちが親なんだか…と思ってしまうツーショットです。

 

「そういう相手はいるのよ。でも諦めてといったわ」

美しいのは罪だね。放っておいてくれないんだもの。

そういわれてもね?だって周りは歳をとっていくんですもの。

愛犬も死に…愛する人たちとも別れてきたわたし…。(昔の写真をみています)

 

中身はおばあさんだからね…とは言ってもやっぱり恋は恋。

彼エリス・ジョーンズ、若造だと子どもすぎて〜とか思わないのかな。思わないよね。

好きになるのに年齢は関係ないと思うもの。

娘の言葉を胸に、彼の言葉に従ってみようとしたアデライン。

もちろん彼には自分の秘密は言えない。うそに疲れたといいながら偽名(ジェニー・ラーソン)で会うのはいつかの別れを予感してるからだよね。

 

しかし、いきなり彼の実家に行くのはハードル高すぎじゃないかね?

がーん!なんだよ〜。

彼のお父さんに会った瞬間、互いに凍りついちゃったよ。

お父さん(ハリソン・フォード)

「アデライン?」

「…いえ、ジェニーです。アデラインは母です」(うそ)

昔、恋に落ちてつらい別れを経験した医学生の彼じゃん!って。

 

わたしゃハリソン・フォードのおじいっぷりにひゃーでした。

奥さんと結婚40周年のパーティするからという息子の帰郷につきあってきたのに。

 

ジェニーですって?ま、まあそうだよな。そんなはずは無いし〜ってパパも一度は納得したのですが、

そうは言っても生き写し。おじいだって心臓バクバクになってます。

奥さんにあなた変よって怒られるし、息子の彼女にやきもち焼いている奥さんもちょっと可愛かったです。

そうこうしているうちに、ジェニーの手の傷に気づいたパパ。

あれ?その傷は、ふたりで山歩きしたとき、けがをした彼女のけがを医学生だった自分が縫った傷と同じに違いない?確信したパパはついにアデラインを問いつめたよ。

懐かしさと切なさで、認めざるを得なかったアデラインはその場からとりあえず逃げることにしたけど〜パパは、息子のために残ってくれと懇願したのよね。

 

おお、親父えらいじゃないか。息子のために残ってくれなんて。

 

逃げる道々、娘の言葉を思い出し…

「もう逃げないわ」

と娘に告げたその矢先…トラックに追突されて事故に遭い…

救命でつかったAEDの750ボルト…あ!また電流が流れるのか!!!

 

命を取りとめたアデラインは、

駆けつけた彼にすべてを話した。

病院に駆け付けた娘が彼に気づいて

「ジェニーの祖母よ」

というとへんな空気?

「彼に話したの」

 

どこかで見たような話ではあっても、安心してみれる展開で素直に楽しめました。

1年後、彼と暮らすアデラインが鏡をのぞき込んで白髪を見つけるシーンとか

(やったね!)という感じ。

 

お父さんも息子も恋人になるなんてちょっとぞっとしますが、50年も前じゃ忘れてるからOK。

 

歳を重ねるっていいことなんだ。

韓国ドラマ トッケビ

  • 2017.11.26 Sunday
  • 23:39

JUGEMテーマ:韓国ドラマ

衛星劇場でやっていた「トッケビ」を見終わりました。

8月の半ばぐらいからダイエットに火がついて毎日やっていた「ひとりライザップ」(Youtubeで筋トレ動画を検索しこつこつ運動すること)、韓国へ旅行(ブログに書いてない〜)、今日終わった検定試験の勉強、いろいろ考えることがあって…あれこれ思考のお時間、読書、通勤を歩きにして、夜もときどき公園に歩きに行く〜など、仕事は暇、だけどプライベートが充実してて?更年期で苦しんでいた半年前を考えると素晴らしい変化のおかげで余裕のない毎日を送っていました。

その合間にトッケビを視聴していたのですが、まああんまり考えずに見られるドラマだったかも。ファンタジーなので。今の私にはいい感じ。

 

トッケビっていったいなんぞや?ですよね。漢字をあてているのをみると「鬼」ですって。でも鬼ってなんなのだろう。

900年の時を超えて生き続けている存在。幽霊とも違うみたいだけど…。

 

高麗の時代、武臣のキム・シン(コン・ユ)は主君のために国境を守り戦い、負け知らず、凱旋を繰り返していた。

主君ワン・ヨのために純粋に闘っていたのだが、ワン・ヨの師(パク・チュンホン)がキム・シンの活躍を利用してワン・ヨの嫉妬心を煽り、彼の謀反をほのめかしていたため、ワン・ヨはキム・シンを疑い、何度目かの凱旋の際に王へのお目通りを許さなかった。しかし、シンが強行突破したその場で、シンの妹で王妃であるキム・ソンを殺し、キム・シンも王命で一番信頼をおいていた部下の手により王の剣で胸を刺され命を落としてしまう。

900年後、現在。戦場で何千という人を殺傷してきたシンは神により生き続けるという罰を与えられていた。胸には王の剣が見えないが刺さったままになっている。まわりが老いて死んでいっても歳を取らないってやつね。

素敵なお屋敷に住む、スタイリッシュで素敵な男性。見目麗しい、コン・ユ(キム・シンの現在)。え〜いくつなの?実年齢は38歳。すっごい童顔(笑)めっちゃ可愛い顔。顔の小ささ、足の長さ、髪型、あ〜また折り曲げないタートルネックだ。マンガの主人公みたい。言葉遣いが若干むかし言葉なのもよい。

「コーヒープリンス1号店」以来見ていなかったので新鮮。

この家に、生前の記憶を失った死神(イ・ドンウク)が同居。これまた背が高くてイケメン。目の保養。二人並ぶとため息が出る。そこにトッケビを代々世話する使命の財閥の御曹司ユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)も加わるともうニヤニヤがとまらない。死神と言ったって少し世間常識がずれているだけで普通に生活している。死神とトッケビの友情か、この設定もなかなかよい。

 

ストーリーは、不滅の命を与えられたシンの命を終えるための花嫁探し。剣を唯一抜けるのがトッケビの花嫁と言われる女性なので。それが、女子高生のチ・ウンタク(キム・ゴウン)だとわかり、トッケビと幽霊の見えるこの女子高生の絡みが面白い。そもそも、死神が彼女をあの世へ送ろうとしていた…とか、死神も現世で好きな人ができるが〜その人とシン、死神との因縁とか。

 

だんだん見慣れてきたとはいえ、キム・ゴウンの塩顔美人というのはちょっとどうなのか。

コン・ユが屈託のないウンタクに「私のことどう?」と聞かれ、

「かわいい」

と言ってから

「制服が」

というのを(だよね)と言いながらみてしまった。

「チーズ・イン・ザ・トラップ」では勉強のできる女子大生、「コインロッカーの女」では、壮絶な殺し屋…。このドラマでは屈託のない笑顔の女子高生。上手すぎるのかなんなのか、その通りに見えるからすごいかも。あんな風に「愛してる」って言われたら、孤独に生きてきたトッケビなら恋をしそうだと理解してしまった。実年齢26歳。謎すぎる。女子高生に見えなくはない。

 

死神が現世で恋をするのがユ・インナ演じるチキン屋の社長。死神がスマホをはじめて手にしたり、名刺をもっていないためどうしたらいいかわからない?など死神独特の暗さと同居するコメディが笑える。しかし、さすがのイ・ドンウクも私個人的には、コン・ユと並ぶと彼の可愛い顔の方に軍配があがってしまうのだから贅沢な話でした。

半ばぐらいまでトッケビの花嫁とのやりとりが続いてちょっと長いよ…?と中だるみしそうだったが、結局、愛すれば自分を殺す役目を負わせなくてはならないという葛藤もでてきて…、後半、花嫁とは一緒にいたいがいられない相手ということがわかってくるとなかなか胸が苦しくなってくる。

死神も過去の記憶が戻ってみれば…シンとチキン屋の社長との因縁に苦しむことに。

 

高麗の時代にキム・シンとワン・ヨ、シンの妹を惑わせたパク・チュンホンの霊が現世に現れて、ウンタクがシンの剣を抜くクライマックス。ウンタクは、忘れないようにとシンのことを走り書きするが。

9年の時が流れた。

大人の女性になったウンタク。過去の記憶はない。(ノートを読み返してもなんのことかわからない、私は何を忘れたのだろう)

剣を抜かれ無に帰すと消えたキム・シン。

どうしたことか…再び出会うのだが…。

映像もきれいでセンスの良いドラマだけど9年経ってチキン屋の社長がいったいいくつなのかわからない??とか、剣を抜いて死んだはずなのにまた前と同じ年齢で復活したらまた死ねない?ってならない?とか、突っ込みどころはありました。死神たちの仕事ぶりも珍しかったけど…。

あんなイケメンでウンタクが初恋なんて…ホント?マジですか?

でもいいんですよね。ファンタジーだから。

「星からきたあなた」みたいに900年も蓄財していたら金持ちになるわな…って(あれは400年でした)感じですかね。ときどき美しいものみて癒されたいときに見たいドラマかもしれません。韓国では大ヒットしたみたいです。

 

 

 

ありがとうございます

  • 2017.11.24 Friday
  • 11:00

更新が止まっているのはやめたからではなくて余裕が無いためです。

でもそれも今週末で一応決着がつくのでまたボチボチはじめます。


しかし、私が書かないとアクセス数が延びるのはなぜなんだ?


みなさま風邪などかかりませぬよう。

韓国ドラマ 今週、妻が浮気します

  • 2017.10.14 Saturday
  • 01:20

JUGEMテーマ:韓国ドラマ

「今週、妻が浮気します」を見終わりました。ホントは半月も前に見終わってたんですけどね。最近すぐに書けなくて…。

 

オリジナルは日本のドラマ。リメイクだけどオリジナルを見ていないので比較は無し。ただ、日本版の夫はユースケ・サンタマリアで妻が石田ゆり子だったとか…少々、ユースケはイ・ソンギュンとは違うかな??と思いつつ、石田ゆり子は一見清楚で浮気してしまうようには見えないので、ソン・ジヒョとやや被るかも?でもソン・ジヒョは「霜花店(サンファジョ

運命、その愛」で、体当たりの濡れ場を演じたかと思えば、バラエティ番組などでは天然で飾らない姿もみせるので要するに演技が上手ってことなのかも。低い声が落ち着く女優さんです。

 

このドラマでも何かを思わせる冒頭からの妻の様子。仕事バリバリだけど家事も育児も完璧にこなす。そのうえ、最近どうした?笑顔に余裕?おしゃれで輝いている?女の目から見てもヤバいぐらい美しい。

 

ある日、彼女のスマホに男からメッセージが届いたのを夫は見てしまった。

「会いたいです。今週の土曜日にホテルを予約しました」

その後、妻の様子に変わりはなく、おかしい様子もこれといってない…?信じられない思いで見守るのだが。ストレートに聞けない夫が頼りにしたのはSNSのチャットだった。今週、妻は本当に浮気してしまうのか?

 

「今週、妻が浮気します」と言っても結局は浮気と勘違いしただけで実際は違った…というオチなのかなと思ったのに、第4話にして、妻が男とホテルに入る現場に夫が出会ってしまうという衝撃の展開になりました。ドラマはまだ長い〜ここでクライマックスか…と思ったら、このドラマの本質はそこからでした。

 

昨今、いろいろ取沙汰される不倫ですが、今に始まったことではなく昔からあることだし、秘密裡に連絡が取れるようになった反面、バレ易くもなったということだと思います。それぞれの事情も思いも結果も経過も結論も違うのでことの良し悪しは別として、このドラマの夫婦の成り行きは気になりました。

 

最悪の事態に夫婦は再生できるのか。

 

ヒョヌ(イ・ソンギュン)とスヨン(ソン・ジヒョ)は、表面的には良い夫婦だったのですが、妻の頑張りに夫は気づいていなかったようです。夫が家事を手伝ってくれるとしても家事、育児の加重は妻の方が担っていたようです。保育園のお迎え、忘れた…と言って妻に甘えますが、彼女にも仕事人としての立場があるのに…。

 

いつも、仕事終わりに保育園まで走って迎えに行くスヨン。

 

本当は夫に労って欲しかったスヨン。

「いつもごめんね。ありがとう。」

「俺はどうしたらいい?」

「今日はゆっくり休んでいいよ」

 

そんな時、夫よりも先にスヨンの疲れた心に気づいた誰かが、その時、自分をひとりの女として認めてくれる誰かが居たら溺れてしまうものでしょうか。

 

きっかけは、仕事の打ち合わせに遅れた相手の男が思いがけず彼女にゆったりとした時間を与えてくれた〜というもの。それから何度かの逢瀬の後に、予想通り、予約したというホテルのエレベーターで鉢合わせした三人。その後、ふたりを問い詰めたヒョヌが、怒った挙句去っていくのをスヨンが追わなかったことを後々責められます。

なのに、あっけなく相手の男は、スヨンに別れを告げ、妻に懺悔して「彼女に会う必要もない、終わった」と言います。たとえそれが建前だとしてもそんなものですか?スヨンは傷ついたはず。

 

追ってこなかった…ということがヒョヌの怒りを増幅させ、スヨンは話し合いもできないまま家を出ることになります。ヒョヌの母に喧嘩しているのはヒョヌが浮気したからだと勘違いされなだめられるというつらい展開です。

 

幼い息子がいて、何不自由のない暮らしで、気が利かない夫でもふだんは優しくて、自分が無理をしすぎていたから他に癒しを求めた…ってありかな?彼は、苦しいときに言えないし助けてくれない相手だって諦めちゃってたってことなんだよね?

 

それからヒョヌはどうしたか?

一通り怒る。浮気相手にも、彼女にも、浮気相手の妻にも言っちゃうし、SNSでも顛末を書いてしまった。

男の浮気は許されがち?女なら無理なの?

 

別居し、妻から子どもを取り上げたものの、ひとりで面倒見なければならなくなったヒョヌが、妻がどれだけ頑張っていたかを実感することになるわけね。だんだん冷静になって自分にも非があったかもしれないと思いはじめるのが偉い。

 

並行して描かれている、同僚のイ・サンヨプとBoAのカップルがバツイチ同志でいい味を出している。気の強いBoA演じる放送作家は、離婚して別れのつらさを味わってから新しいパートナーとの関係を築けない。執拗につきあおうという同僚のカレを突き放すのは好きだから今の関係を壊したくないということみたい。一方のサンヨプは離婚したことを隠して幸せなふりをするのもそろそろつらい。そんな二人だからヒョヌとスヨンのふたりにも再生して欲しいと願っているのがわかる

 

友人の浮気性の弁護士はとんでもない。浮気がライフワークみたいになっていて、妻を欺くのも日常茶飯事。それでも愛していたということを言いたい?のかもしれないけど。後半の甘く見るなよという妻の復讐が面白い。

 

やがて、スヨンも子どもを巡って、本当に頼れる相手は父親である彼だと気づき、かつて恋愛していた頃のヒョヌを思い出してもう一度心を開いていく。

 

しかし、ヒョヌにとって彼女が誰かに抱かれた…という思惑が「もう一度元に戻る」ことを邪魔してしまう。ここで相手を許せるかどうかは当人しかわからない。

 

ちょうどTEDで、エステル・ペレルという人の講演を見たのだけど、彼女は恋愛セラピストで、不貞をし相談しにきた夫婦にこういうそうです。

「あなたたちの一回目の結婚は終わりました。これから二回目の結婚生活を築かれたらいかがですか?」

 

ヒョヌとスヨンが選択したのもエステル・ペレルの言う通り、一度終わらせることでした。相手をやはり必要と感じるかどうか…完全にばかになって忘れることができれば絆は前より強まるかも。

心の揺れを絶対に許さないという人は共感できないと思うけど。

所詮、人間弱いのだから、許す余地を模索したいという人は再生のカギを見つけられるかな。

私は揺れた時点で相手に気持ちが無くなっているだろうと思う派なんで。戻るくらいなら揺れないでよスヨンと思いました。

 

韓国ドラマ 私の10年の秘密

  • 2017.09.12 Tuesday
  • 11:44

「私の10年の秘密」見終わりました。

 

前にちらっとどこかのチャンネルでこのドラマの10話以降のどこかを見たとき、よそよそしい男女が子どもの取り合いをしていて、女の人はキャリアウーマン風だけど男の人はお金に縁が無さそう、その上、あまり賢そうではなく、ちょっと女の人とは釣り合わないタイプかも?…夫婦じゃないのかな?どんな話?と気になっていました。

 

その後、日テレプラスで放送していたのを一気に視聴しました。出演している俳優がイマイチ地味だからか評価はそれほど??のドラマだったようですが、人によって好き嫌い分かれるところかも。私としては少々難解な時系列に頭を悩ませながらも、キム・ガプスが出ているし…きっと面白いはず…と思いながら期待していました。確かにその通り、突っ込みどころはありますが珍しい展開のストーリーで結構面白かったです。ただし、いろいろ盛り込みすぎて話が中途半端になっていましたね。その辺がダメだったのかも。

 

以降、ネタばれ含むので見てから読んでください。

 

ある日、山の上の崖から美しい女性(ソン・ユリ)が飛び降りようとしていて、後から現れた男が「その場所は俺の場所だ」と取り押さえます。彼も借金に追われ自殺しようとここに来たのでした。

彼女の自殺を止めた男はギョンドゥ(ユ・ジュンサン)。どうせ死ぬなら一緒に住もうとギョンドゥが言うと、失意の彼女はどうにでもなれ?という思いだったのか…、ギョンドゥに着いていきます。(実は、彼女が高校3年生の時にふたりは出会っていたのだけど…?その話も中途半端になっている?彼女は覚えていたみたいだったけど?後々その話には触れていないような…?)

お金は無いが純朴で優しい彼に、ユニ(偽名、本名はソ・イヒョン、)は次第に心を開き楽しく暮らしていました。やがて、子どもも生まれ、このまま幸せな日々が続くかと思われたのですが、彼女は急に書置きして姿を消してしまいます。乳飲み子の娘とギョンドゥを残して。

 

自ら家を出たユニは、その後、記憶を失いなぜか道端に倒れていました。

目が覚めると、近所へ出かけただけのような身なり、今はいつなのか、ここはどこか?胸が張り服に乳が滲んでいたこともわからない?自分は17歳だという記憶しかありません。とにかく、イヒョン(ユニのこと)は、それまで居たと思われる家に向いました。

 

1年ぶりに戻ったというその家は、イェガグループの会長の自宅。そこには叔父や叔母、従兄がおり、なんと幼なじみがその従兄の妻になっていました。しかし、皆揃って過去のことをイヒョンに教えてくれない。そして、よそよそしい態度。家を出る前に何があったのか。

叔父である会長と従兄は、彼女が記憶喪失になっていたことで、思い出して欲しくない出来事を暴露されては困るので再び受け入れることにしました。そんなことは知らないイヒョンは、家出前には海外留学もしており、一度見たものは忘れないずば抜けた才能を生かしてグループの事業を任され成功していきます。心に誰も知らない空白の一年の謎を抱えながら。

 

実は、古本屋を営む母と暮らしていたイヒョンは17歳の時に実父の存在を知らされます。その人がキム・ガプス演じる博士。イェガグループ会長の兄でした。

兄と弟はグループの相続を巡って対立していましたが、兄は娘の養育支援を引き換えに父親として彼女の目の前から姿を消しました。そして、弟は兄を殺したと思っていたのです。

 

彼女は10年間の記憶を失っていたって…。

ちょっと待って…??どうなってるのかわからない。

 

イヒョン(高校卒業間近)の母亡くなる。実父の存在を知らされる。

父親に会いに行く。どたばたがありつつ…。

叔父の援助により海外へ留学する。

卒業し、グループの仕事に就く。

一緒に留学していた親友と恋人が付き合っていたことを知る。

また、仕事で不正を重ねそのことを苦に死のうと崖に立つ。

崖でギョンドゥと出会う。

一緒に暮らし、娘が生まれる。

一年ほどでギョンドゥと娘のもとから居なくなる。

道端で倒れ目が覚める。

17歳の記憶しかなく、住んでいたグループ会長(叔父)の家に行く。

行方不明だったイヒョンが戻ってきたことに驚く。

そして、会社の事業を任され天才ぶりを発揮し、叔父に認められるようになる。さらに月日は流れ…。6年も?

ギョンドゥがユニを見つける。

イヒョン、自分が娘を生んでいたことを知るが、ギョンドゥを見ても自分が愛していたとは信じられない。

 

このイヒョンの娘、子役のカル・ソウォンちゃんがめっちゃ可愛い。台詞も一生懸命って感じ、健気で目が離せない。この子があっての「私の10年の秘密」かも。

ユン・ジュンサンは初見じゃないのだけど〜見ようによってはイケメンなのかも?なのに、不釣り合いな二人がどう結ばれていたか…という演出なのか極端におばか演技をするので痛々しかった。しかもそれも一貫してなくて、まともにしか見えないシーンも多く、最後は博士と一緒に大逆転を狙う切れ者に(笑)ああ、彼をどうしたいんだ?という感じでした。

 

ユニを見つけたギョンドゥが娘をめぐって対立していたのが、私が以前みたシーンだったみたいで。なかなか泣かせられたのがギョンドゥは自分が育てるより経済力も仕事も一流のユニに娘を託すのが良いと決断するところ。娘も二人の間に立ちどちらにも気を遣って子どもながらに状況把握ができていてすごいな…と思いました。

 

ギョンドゥがイヒョン(ユニ)を見つけてからがなかなか面白い。娘と対している彼の様子を見ていると子煩悩で微笑ましい。突き放そうにも悪い人に思えずついギョンドゥに支えられてしまう。彼女が娘を取り上げるという暴挙に出ているにもかかわらず、いたるところに出現し「飯を食え」と励ましたり、急に助けたり。いやだと思えば完全にストーカーかも(笑)

しかし、イヒョンもやがて記憶の断片が思い出され、どんなに彼に癒されていたか思い出す〜という話。従兄のギテが劣等感の塊で、妻にもイヒョンにも脅威を抱いて心を閉ざしているんだけど、イヒョンを陥れるためには手段を選ばない完全に危ない人。この話もやややりすぎ感があって現実感薄い〜信心深い叔母さんも息子のためにはギョンドゥを拉致しちゃって手段を選ばないって…いいの?って感じでした。

 

幸せだったのにギョンドゥと娘の元から消えた理由は、親友に裏切られ悪事に手を染めていた自分が親となって恥じる思いから〜と後に語っていましたが、その相反するストレスから記憶喪失になっちゃった(笑)みたいです。

会長がボケてしまい退行現象になったり、従兄と結婚した親友が実はイヒョンの恋人も奪っていたという記憶が無かった…というのは必要な筋書きだったのか???

「ウチに住む男」で素敵な義理父を演じていたキム・ヨングァンがイヒョンを裏切った恋人だったのですが、まったくオーラが無くこれなら?取られても別にいいか(笑)という感じでした。結局、親友も裏切った恋人も今のイヒョンにはいい人たちだったのでまあ問題Nothing

 

しかし、ホントに盛沢山すぎて、私の感想も難航を極めています。書いているとあれもこれも書いてないと読み直すと回りくどくて…。肝心の実父のくだりが書けてない(笑)

収拾がつかないのでもう止めますが(笑)

(基本、自分が後で見た感想を思い出すための備忘録からはじまっているので、記憶違いの記述はご勘弁を)

 

人間、お金や才能があっても、決して幸せになれないよ…ということだったみたです。

え、それだけかよ??(笑)

でも、見ている間は結構面白かったのです!

 

この感想が書けずにブログの更新が止まっておりました。

韓国ドラマ ウチに住む男

  • 2017.08.20 Sunday
  • 00:55

「ウチに住む男」見終わりました。

最近、ドラマ見るとこの人出てるんですけど?ってぐらい出現頻度の高いキム・ヨングァン。

でも見るドラマでまったく存在感なかったり、ちょっと気持ち悪い?って思ったことも。ピノキオのマザコンだよね??

このウチに住む男だと〜一転、いやあ、すごい良かった!一番好き。

敢えてなんすかね?あの折り曲げないタートルネックになりたーい()

え、でもなんでこんなにイメージ違うんだろう??と思ったのですが。並行してみていた「私の10年の秘密」にも出てましたが、まったくさえなかったんで、びっくり。

 

一方、相手役は久々のスエさん。いくつなんだろう???と、調べたところ36とか37とか??今は38か。

すごい昔からいるので今頃、こんな年下の俳優さんとラブコメ??とちょっと驚きました。ちなみにキム・ヨングァンは30歳。

スエさん、可愛い!って感じでもないですがシワもなくホントキレイ。

でも、なんだか井川遥の素朴版?って感じですかね。昔は山瀬まみって言ってたかも。

30代後半でも、変わらないイメージではありますが、ちょっときつい役が多くて損かも。

本作でもほぼずっと怒ってたりスネたりしているので〜可愛げなさすぎ…ちょっともったいない。

それにしてもまた年下か。

ドラマの中では特に年齢差を詳しく語っていませんでしたが、ドラマの最初から「えー」な設定。

ベテランのCAの彼女が9年も付き合った彼氏からプロポーズを受けたその日に母親が事故で急死。

(この元カレがキム・ジフンだったのだけど…あんなイケメンがちょい役でびっくり)

失意のうちに彼とも別れることになり実家に戻るとそこには自分を「義父だ」と名乗る謎の若い男が住みついている。

父と母は幼いときに別れ、餃子屋を営んでいた母とこの男が結婚していたというのだ〜。

 

え〜ダメでしょ〜。お母さん言えよ!こんな重大なこと。

何度も「話がある」と言っていたのに忙しいと話を聞いてあげられなかったと娘は言うけど〜

しかし、やっぱりこんなイケメンが家でウロウロ。しかも、あらゆるところで彼女を守るナイト的な動き。

気にならないわけがない。そりゃしょっちゅうソウルから帰っちゃうわ。

 

でも、背中に大きな紋々があるし、危ない人たちとなにやらありそうで過去は謎、土地の買収に絡む詐欺の疑いもあり、母との関係も怪しい。疑心暗鬼にさせる。

しかしね、お父さんってそれじゃもう恋愛に発展のしようがないじゃん。

日本だと確か?血のつながりが無くても一度戸籍上の父になった場合は倫理上の理由で結婚ができないはず。

だから、いくらこんなイケメンでも…そばにいるだけで発展性ないんじゃ精神的に毒にしかならない(という私の勝手な妄想)

 

初恋の彼女を守るため、彼女の母親と結婚して彼女の土地を守るって…

「もし素敵な男性が義父だったら?」という題材ありきの脚本だったのかな?後付けで「義父」との恋愛を成就させるのはやっぱり大変だった。

お母さんが結婚した理由も「それが最善か?」だったし。初恋だったらしく、娘が好きだったら娘と結婚すれば済んだはず…だしね。

幼いときから彼女の母を「かあさん」と呼んでいて、自分にとっても母さんだった…っていうけど、そんなに思い出があって、その子と娘が同じ学校に通っているのに知らなかったなんてあり得ない。

 

だからキム・ヨングァンには萌えましたが…、ライバルの御曹司の方が面白くていいやつだったから私だったらそっちにするかも()

あのロボット博物館も意味わからんし、テンションの高い、いい子なんだか感じ悪いのかわからない後輩のCAもうざくて。御曹司の妹も全然可愛げが無くてどうしてよいものやら…。

お母さんと合意して結婚したにも関わらず、土地を守るための結婚だったという婚姻関係無効の裁判であっけなく二人は結ばれることに。

しかしね〜なんだかすっきりしないのよね。

 

う〜ん、あと一歩なにかが足りない…そんなドラマだったかも。

途中であんなキスしておきながら「父親だから」なんて遠ざけるのしらじらしい()

エピソードがどうもこじつけっぽくて無理。

その割にはキム・ヨングァンのニッって笑顔が見たくて最後まで見てしまいました。

なんだろう?このスカスカな感想。ごめんなさい。

JUGEMテーマ:韓国ドラマ

映画 かぞくのくに

  • 2017.07.29 Saturday
  • 01:40

JUGEMテーマ:映画

 

ずいぶん前にWOWOWで録画してあった在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」を見ました。

 

映画は監督自身の経験をもとに作られたという話でしたが、

「かぞくのくに」の事情を知らない私には興味深く、そしてやるせない物語でした。

 

人間は、親も生まれる国も選べませんが大抵の人はそれを受け入れて生きていかなければなりません。

日本に生まれた私は他の国に生まれたらどうだった?とはあまり考えません。なぜなら、生きていくのにこの日本で不自由を感じたことがないからです。

 

ヤン監督の家族、お兄さん3人は、1950年代からはじまった北朝鮮への帰還事業によって当時14歳の三男、その上の兄、長男が親元の日本から離れ北朝鮮へ渡っています。

帰還事業、「地上の楽園」という触れ込みで北朝鮮へ渡った人がいる〜という話はなんとなく知っていましたが、本当に北朝鮮が故郷の人だけなんだろうと勝手に思っていました。ヤン監督のお父さんは済州島が故郷ということで、本来は韓国が故郷とのこと。息子たちは朝鮮総連の幹部だったお父さんのために生まれてからずっと日本で育ったにもかかわらずゆかりの無い地へ旅立ったとのことでした。

お父さんの手柄になるなら〜という次男、三男は「南北統一、日本との国交」が近いうちに実現するだろうと夢を抱いて自ら手をあげて渡ったとのことでした。

 

その後、長男も将軍様への人間のプレゼント?ということで指令があり帰国(本当は帰国ではないが)せよとのお達しがあり行かなくてはならなくなったとのことでした。3人の息子を送り出してしまった父と母は身を切られるような思いをしても多くの人に帰国事業を進めた総連の幹部であったため晩年までそのことで後悔の念を口に出すことは無かったようです。

 

末っ子の女の子、4歳だったヤン監督はそれから11年間もお兄さんたちに会うことはなかったそうです。

 

よく聞く「万景峰号」がそういった事情の人たちを北朝鮮へ送り、なかなか会えない家族に会うために物資を持って駆けつける船だということも初めて認識しました。山のように船に乗せられた自転車など見ましたが、それらの物資が帰国者たちの命綱かもしれない?と思うと2006年から日本への入港禁止は複雑ですね。

 

物語は、そのうちの三男のお兄さんが、北朝鮮で脳腫瘍が見つかり、治療という名目で3か月の予定で一時帰国を果たし、帰るまでの話でした。

この映画は日本映画です。お兄さん役は井浦新、妹(ヤン監督自身)のヨンヒは、安藤さくら。

お兄さんが一時帰国を果たしたのは、おそらく30代だったのかも。妹のヨンヒは20代前半ぐらいでしょうか?10歳ぐらい離れていたようなのでおそらくそうでしょう。

誰でも帰国できるわけではなく、やはりお父さんが総連の幹部だということが大きかったようでした。帰ってきた兄は、北朝鮮での暮らしについては多くを語らず、しかも監視人付。監視人役のヤン・イクチュンは「息もできない」で暴力的な男を演じていました。日本映画によく出ている韓国の俳優(監督)さんです。

 

同級生たちとの再会、家族とのひととき。病院での検査。腫瘍について手術をして治るまでに3か月の猶予しかないと病院で相談すると、時間が足りませんと断られてしまう。そんな中、少しでも兄に喜んでもらおうと一緒に出掛けるヨンヒ。

監視人がいつも目を光らせていてヨンヒは疎ましく思っていますが、彼は「お兄さんも私もあの国で生きていかなければならないのです」と言います。

ある日、兄が言い出しづらそうにヨンヒに聞きます。

「人に会ってその内容を報告するような仕事をする気はないか」

「どういうこと?工作員とかスパイみたいな仕事?」

「それを断るとお兄ちゃんに困ったことが起きる?」

「いや、そんなことはない」

「ほんとに?私はそんなことしたくないよ。興味もないですって言って」

お兄さんは悲しそうだがほっとしたような表情をして、

「ヨンヒはすごいね」と言ったそう。怖い…なんだっていうのか。

 

それから間もなく、3か月のはずだった日本への一時帰国が2週間ほどで「明日、帰国することになった」とお兄さんは淡々と両親、妹に告げます。まさかあの申し出を断ったから??戸惑う家族に「そういうことのよくある国なんだよ」と諦めているのかポーカーフェイスのお兄さん。

自分の思い通りにならない、病気治療という本来の目的も果たせず、自由に帰ることもできない。

 

空港へ向かう車の中でお兄さんが歌う「白いブランコ」が聞こえそうで聞こえないのが印象的でした。

 

その後のお兄さんのことや帰還事業のことが知りたくて、ヤン監督の著作「兄 かぞくのくに」も読みました。

最後に北朝鮮へ渡ったお兄さんの話がつらくそんな現実があるのか…と驚きました。

長い間抑圧された生活をしていたことでとうとう精神を病んでしまったとのこと…。

 

拉致被害者の事件も解決しておらず、明確な意図がわからないままミサイルを何発も打ち続けているかの国。

ヤン監督もそこが兄たちが住む「かぞくのくに」であるけれど…という思いを伝えたかったのだと思う。

 

今は、こういった映画の製作や著作を書いていることで監督自身が北朝鮮へ渡航禁止となっているとのことでした。

どうにもできない…。

国の問題は個人がどう頑張っても解決できる問題ではないので本当にやるせない〜

 

私自身、韓ドラはずい分見ている割には朝鮮半島のことを何にも知らないんだな…と思いました。

映画 シン・ゴジラ

  • 2017.07.23 Sunday
  • 15:01

JUGEMテーマ:映画

 

WOWOWで、やっと「シン・ゴジラ」を見ました。

話題だったのはこれだったのか…。という感じでさすがめちゃ面白かった。

みんな説明的セリフ連発で早口すぎ。登場人物多すぎ。展開早すぎ。テンポ良すぎ。

フィクションでつくった「ゴジラ」出没から制圧までのドキュメンタリーって感じ。

 

もし今、怪獣が現れたらどうなるんだろうね?

というまさに「どうなるんだ」を実写化した感じ、想像が具体化されるとこんなにも面白いかと思う。

 

ウルトラマンの世界では、毎週、巨大生物が現れてなぜかだだっ広いところで闘っていたが、建物も壊されて大変だっただろうに人々はすぐに平静を取り戻していた。変にリアリティが無かったのは子ども向けで怖がらせるのが目的ではなかったためかもしれないが、今回のゴジラは一頭の出現で日本という国が崩壊の危機にまで陥る。

「想定外だからしかたがない」と言いつつ、ゴジラの出現から噴出する様々な問題は法治国家において様々な制約があることを思い出させてくれた(笑)

 

それにしても、今回のゴジラはそれなりに怖かった。正体不明というだけでなく、短時間で進化を遂げ、ただ上陸し破壊しながら東京の街を進むだけなのだが、迫りくる恐怖みたいなものはリアルに感じられた。

ゴジラそのものというよりも、無力な人間が無力なりの抵抗と必要な決断を迫られることに、人間に対する可能性を示した秀作だったのかも。

 

面白かったと言いながら、ゴジラそのものに焦点をあてたこれまでの映画とはちょっと違う気もした。

わが家の息子はゴジラ映画にはじまる特撮好きだったので、私もいろいろと付き合わされてきたため〜

今回のゴジラのビジュアルはちょっと微妙だった気が…。

 

上陸してすぐ、這うようにすすむゴジラの正面からのショット。

「え、これ何よ」

目がおかしいし、自重で死ぬと言われていたが〜へこへこ這って必死な感じですすんでるじゃん!

しかも、歩きながらエラみたいなところから赤い物体をどさどさ落としているんですけど?

これ何??

 

しかし、どうやって進化するとあんな火を噴いたり、レーザービームみたいなもの出せるんだろう。

放射性廃棄物を食べて独自の進化を遂げたらしいが、動く噴火山のようでこの生物体がどこへ向かっていくのかもわからない。

 

主なキャストは、内閣官房副長官 矢口蘭堂役の長谷川博己。 内閣総理大臣補佐官 赤坂秀樹役の竹野内豊。

突然、イーオンのCMみたいに英語を混ぜて話す石原さとみ。

自信満々の米国大統領特使の カヨコ・アン・パタースン 。

環境省官僚 の市川実日子なぜかすっぴん。

ちょっと目を離したすきに死んじゃった?総理大臣、大杉漣。

内閣官房長官、柄本明、滑舌イマイチ。

自衛隊員、國村隼、「礼はいりません。仕事ですから」

防衛大臣、余貴美子さん。現職大臣に見せたい。

防衛省出身の内閣官房副長官秘書官役の高良健吾さん、細すぎ〜でも好きな顔。

 

そのほか、こんな人がこんなところに的にあちこちに出ていて面白い。

小出恵介も、昼顔斉藤工も、片桐はいりも高橋一生も…ピエール瀧も

 

ラスト近く、

核兵器の使用も辞さない考えに押されて、日本の対策メンバーは、

矢口案のゴジラの血液を凝固させ凍結させる作戦にかけていた。

いや〜何がすごいって新幹線や無人在来線爆弾には驚いた。

「まだこの国はやれる」

 

太陽にほえろで言えば、ボスを囲んで笑いながらのひとネタがあるはずのラストは、

え、ここでエンドロール??

なのですが、ここから立ち上がっていけるのが日本…ってことなんですな。

すごい、核を使わなくても制圧できたんだから〜

 

1度見て、超速でもう一度最初から見直してしまいました。

あっぱれ。

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